穂高 唯希さんの本、「経済・精神の自由を手に入れる主体的思考法 #シンFIRE論」を読みました。
とても良い本でしたので感想を書いてみます。
どんな本か
日本のFIRE第一人者である穂高 唯希さんが執筆した本です。
うまく言えませんが穂高さんの考え方の価値観みたいなのが書いてあり、とても参考になる本です。
大切だと思ったこと
私がこの本を読んで、個人的に参考になったことや大切だと思ったことです。
どこで何をしてもいい 人間は自由
普段の生活でいろいろなしがらみに囚われていると忘れてしまいますが、
人間は自由な生き物です。どこで何をしてもいいのです。
もちろん悪いことはダメですし、自力で生きる糧を確保する必要はあります。
そんなことを言ってられない国もあるかもしれません。
自分には無限の自由がある、もしくは掴み取ることができる。
と思える人間は自由です。
自分の力で、望む人生を掴み取れ!
一度しかない人生をどう生きるのか。
今後どうしていくのか。
しっかり考えて、自分の力で理想の人生を掴み取らなければ。
世の中はノイズにあふれている
自分に必要ではない情報はノイズです。
たくさんの宣伝、広告、SNSなどの情報などをそのまま受け止めていればお金や時間を奪われてしまいます。
目の前に出てきた良さそうなもの、情報を鵜呑みにしてはいけません。
自分に必要な情報を取捨選択・必要ないものは遮断する必要があります。
決断疲れという判断力の低下した状態にもつながります。
余計な情報で脳を疲れさせないようにしましょう。
私も余計な情報を減らすために不要なメールマガジンなどは来ないように設定したり、
スマホアプリも本当に必要なもの以外は通知をオフにするように心がけています。
最近は、Microsoft Edgeで新しいタブを開くと、
ニュースがたくさん表示されてついつい見てしまい何をやろうとしていたのか忘れてしまうため、
新しいタブを開くとグーグルの画面が表示されるように変更しました。
どんな状況でも人は不満を持つ場合がある
FIREして、理想の暮らしを手に入れても、それに慣れて当たり前になってしまえば人は不満を持ってしまうようです。
人間の欲望には際限がありません。
自分に本当に必要なものは何か考え、今の状況に感謝することが大切だと感じました。
あるものへの感謝を忘れずに、幸福センサーを高めることができれば、
不満を持たずストレスフリーで幸せに生きていけると思います。
心の声を聴く
何かを決めるときは、自分の心の声を聴くと良いです。
自分はどうしたいのか?
自分自身の価値観で、後悔のない選択をすることができると思います。
達成したいことリストや価値観マップを作って考えをまとめておくのも良いと思います。
NOと言えることの大切さ
私は人からのお願いを断ったりするのが苦手なのですが、
大事な場面でNOということができなければ、自分の人生をかじ取りできなくなってしまうそうです。
自分の心の声を聴き、断るときはきっぱり断るよう心がけます。
積み重ねはとても大切
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行く、ただ一つの道」というイチロー選手の名言があるそうです。
あのイチロー選手がいうのであれば間違いありませんね!
なにか大きなことを成し遂げるには、継続しかありません。
自分に胸を張れる日々を過ごす
自分を一番近くで見ているのは自分。
自分に胸を張れるように日々を過ごすことで、
自分を信頼できて、自信を持てるようになります。
不安を取り除く方法は、努力を積み重ねることです。
家をきれいに
よく部屋は自分の心を映す鏡ということを聞きます。
心を落ち着かせ頭をクリアにするには、家の中をきれいに保つ必要があります。
判断疲れを減らしたり、ものを探すストレスなども減らせると思います。
FIREとは自由で主体的に生きること
FIREとは働かないことではないと思います。
よくTVなどではFIREしていた人が働きだすと、「FIRE卒業」などと言っていますが、
働くのも働かないのも自由ですし、その人にはその人の事情や、向き不向きがあります。
- Fat FIRE
- Lean FIRE
- Coast FIRE
- Barista FIRE
- サイドFIRE
などいろいろなFIREがありますが、共通しているのは主体性を持ち自由に生きることです。
金(ゴールド)もいいかも
インフレに強く値段が上がってきている金は通貨価値の下落などに備え、資産の分散にもなるそうです。
金価格に連動するETFなどもあるそうなので、調べてよさそうであれば購入してみたいと思います。
米国株への盲信は良くない
米国株への投資がブームです。
私もそのブームに乗ろうとしている1人ですが、
行き過ぎたものは揺り戻しが起きるそうです。
右肩上がりのS&P500の価格が今後もずっと右肩上がりになるとは限らないので、
米国株への投資を盲信してはいけないと学びました。
今はたくさんの人がインデックス投資をすすめていますが、
万が一状況が変化した際は対応できるよう、普段から情報を集めたりすることが大切です。
自分以外の人へのお金の使い方
自分以外の人へお金を使うときは、
「その人のためになるか」を考えることが大切です。
よく魚を与えるのではなく釣り方を教えることが大切 ということや、あぶく銭は身につかない ということを聞きますが、
他人へお金を使うことがその人にとって良くない結果になることもあります。
徹底的にやりこむ
好きなこと、自分が頑張れることを徹底的に掴めるものがある。
いずれ自分の人生に役立つことがある。
集中力を高める方法
好きなことを徹底的にやりこむには、集中力が必要です。
そのためには、
やらなければならないことを後回しにしない。(面倒なことほど)
ということが大切だと感じました。
やらなければならないことを後回しにすると気になって頭から離れません。
また、集中したいときは余計なものが近くにあると気が散ってしまうので、
余計なものが近くにない環境で作業等を行うのも良いと思います。
今、このブログを書いているときに机の上にガンプラがあり、
気が付いたらポーズを変更させたりして遊んでしまっていたので、片づけました。笑
歩く事の大切さ
仕事が肉体労働の場合、仕事が運動を兼ねてくれますが、
デスクワークの場合などは脳の活性化や運動不足解消のために運動することが大切です。
私はできるだけ1日1万歩以上歩くことを目標にしています。
散歩しているときに良いアイデアが思い浮かぶことも多いです。
子供に自分の家が裕福だと思わせるのは良くない
子供の頃から欲しいものが何でも手に入れば、
浪費癖がついて大人になって自立した時に苦労するかもしれません。
ハングリー精神が育たず、努力できない人間になってしまうかもしれまん。
若い時の苦労は後の人生に役立つはずです。
私も以前はお金に飢えていて貧乏話はいろいろありますが、
高校生になったときにクラスの皆がケータイを持っていて楽しそうにメルアド交換をしている中、
自分だけケータイを持っておらずクラスの輪の中に入れず悲しい思いをしたことがあります。
しかしそんな経験も今につながる良い経験だったと思います。
まとめ
この本は人生に役立つ様々な気づきが書かれています。
今まで書いた感想はこの本を読んで、私が参考になった、大切だと感じたことなので、
読む人が変わればその人に合った気付きを得られると思います。
ぜひ読んでみることをお勧めいたします。